サモア

“サモア・ボヤジング・ソサイエティ”-シースケープアプローチによるコミュニティの環境教育と伝統的知識共有

サモア

活動レポート

プロジェクトについて

サモアを含む太平洋島嶼国地域は、伝統的に海の恵みに直接的に依存した生活、経済を営んできましたが、近年は気候変動の影響による海面上昇など極端な環境変化、そして、近代的かつ非持続的な漁業の拡大、漁業資源の非持続的な輸出によって、住民の生活維持が困難となっています。そうした問題解決のために、南太平洋諸国全体を保全し、持続的に管理するための多国間枠組みとして、サモアとその周辺海域を含む23国・地域からなる「パシフィック・オーシャンスケープ」が始動しています。CIはその一環として、コミュニティのレジリエンスを高めるために、サモア政府及び現地パートナー、CIインドネシアとの協働で、伝統的手法で海を横断する「サモア・ボヤジング・ソサイエティー(SVS)」をプラットフォームとした、伝統的航海術や適切な海洋資源の管理、気候変動、災害対策に関する環境教育を実施しています。CIのシースケープアプローチは、南太平洋地域の島嶼国諸島を小さな島の集まりではなく「広大な南太平洋を管理する海洋国家地域」として捉えなおすもので、同地域の適切な海洋管理は、世界的な漁業資源の持続可能な供給と言う観点においても大変重要です。

スケジュール

1年目
1
-トレーニングモジュールの開発
-CIインドネシアの「Bird’s Head Seascape」チームによる、船を使った環境教育プロジェクト「Kalabia」プロジェクトのフレームワークをサモア用に応用開発
-「サモアン・シースケープ」に関する普及啓発ツールの開発
-コミュニティ間における知識格差の洗い出し
2年目
2
-1年目で開発したトレーニングモジュールを使用した、ワークショップの開催
3年目
3
-沿岸・海洋管理計画の作成
-ドローンなどの使用による海洋管理技術の開発

ゴール

南太平洋島嶼国の文化的・歴史的な背景を理解し、海との共生の思想や文化、精神性、生活の知恵を大切にしながら、地域の人々とともに、陸域と海洋のリンク(ridge-to-reef)に関する伝統的知識のユース世代への継承を推進することで、サモアの文化的背景に基づく持続可能な社会モデルの構築を目指します。

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