インドネシア
グヌン・ハリムン・サラック国立公園における里山保全の伝統的知見の普及
インドネシア
活動レポート
1回目:Vol.01 2017 October - December
2回目:Vol.02 2018 January - March
3回目:Vol.03 2018 April - June
4回目:Vol.04 2018 July - September
5回目:Vol.05 2018 October - December
6回目:Vol.06 2019 January - March
7回目:Vol.07 2019 April - June
8回目:Vol.08 2019 July - Septmber
プロジェクトについて
グヌン・ハリムン・サラック国立公園はジャワ島西部に位置し、首都のジャカルタから最も近い国立公園のひとつです。この国立公園にはジャワクマタカ、ワウワウテナガザルなどの希少な野生生物が生息するなど豊かな自然が残されています。また、国立公園に広がる伝統的な里山景観も地域の環境保全に貢献しています。地域住民は首都圏の水源となる原生林を保全しながら伝統的な自然資源の活用にも努め、また、環境教育の一環としてエコツーリズム・プログラムも実施しています。プロジェクトを実施するマラサリ村は、豊かな自然資源と自然環境と伝統的な住民の暮らしが共存する持続可能な開発の好例といえます。プロジェクトではマラサリ村を舞台に環境教育ツール(ブックレット、映像作品)を作成し、ジャカルタ首都圏の若者層に対して国立公園の自然環境や地域住民が営む里山での生活の重要性について啓発活動を行います。
スケジュール
1年目
- 1
- -ステークホルダーとのプログラム内容検討
-国立公園内の自然環境や地域住民の伝統文化についての調査
-環境教育教材のニーズ調査
2年目
- 2
- -環境教育教材の作成
-地域住民のトレーニング
-首都圏の若者に対する環境教育授業の実施
3年目
- 3
- -地域住民のトレーニング
-首都圏の若者に対する環境教育授業の実施
-首都圏の教育機関における教材の普及
ゴール
作成する教材を活用して首都圏の若者層を対象とした環境教育活動を実施し、国立公園の生物多様性や地域住民による伝統的な自然資源利用の重要性についての環境意識を高めることを目的とします。