ブータン
Activity Report from Bhutan Vol.04 (2018 July - September)
from Ugyen Choden

天空の鳥を迎える準備中


ねぐら保全プログラムの参加者たち

池から流れ出る水を管理するために泥の塊を積み上げる作業

ガンテ・ポプジカ谷の湿地は、ブータン最大のオグロヅルの越冬地です。毎冬400羽のオグロヅルが飛来し、繁殖地である中国へ渡るまでの5か月間、彼らはこの谷で過ごします。ガンテとポプジカ谷の人々は、オグロヅルの訪れが喜びをもたらしてくれると信じています。
オグロヅルを迎えるため、RSPNは毎年他のステークホルダーと共に「オグロヅルのねぐら保全プログラム」を実施しています。この活動は、オグロヅルの越冬地を守るための重要な活動です。今年は、SATO YAMA UMIチームが他のRSPNのスタッフとポプジカ谷の最高級リゾートであるアマンコラやガンテロッジから参加したボランティア達と共にイベントを実施しました。参加者たちは、オグロヅルの飛来数を増加させるため、ゴミを拾い、清掃し、そして既存のねぐら池を広げる作業を行いました。

これまでの3か月間の活動

ゾンカ語のフィールドガイドが完成!

オグロヅル、湿地そして地域住民の共存に関する短編ドキュメンタリーのスクリプトが完成しました。ゾンカ語に訳されたフィールドガイドを500冊印刷しました。またオオヅルビジターセンターに掲示されている情報が古くなったので、掲示板を新しくすることにしました。生計向上と湿地における生態系サービスに関するリーフレットの初稿が完成しました。

次の3か月間の活動

今後3か月間で、水流とスマートリビングのヒントをもとに環境教育ガイドの作成を行う予定です。また、ビジターセンターにおける掲示板を新しくする予定です。

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