ベトナム
Activity Report from Bhutan Vol.09 (2019 Octoberber - December)
from Pham Huong & Ngo Dung

Khe Nuoc Trong が自然保護区に!


自然保護区となるKhe Nuoc Trong

Khe Nuoc Trongは、ベトナム中央北部のクアンチ省とクアンビン省にまたがって位置するアンナン山脈・生物多様性重要地域(KBA)/重要生息環境(IBA)に属しています。ここは、22,000ヘクタールの自然林エコ地域を占めている熱帯林で、あまり破壊されず残存している低地性湿潤常緑樹林が発達し、生物多様性を支えています。
Khe Nuoc Trongは、2018年末から特別利用林に指定されていますが、地方当局がその重要性を認識し、2020年初旬には自然保護区になる予定です。公的に守られることで、Khe Nuoc Trongの生物多様性や野生動物の生息地保全が徹底して行われます。

これまでの3か月間の活動
環境教育用の教材開発

環境教育用の教材で学ぶ生徒達

2019年10月中旬、開発した環境教育用の教材を各対象校に配布しました。また、配布した教材を使った2コマの授業を視察しました。実感として、教材のレベルは生徒達に適しており、クラス全体が生き生きとしていました。また、ガイドラインに書かれた教材の他に、先生方が工夫し、新しいゲームなどを取り入れることで、生徒達が内容により興味をもち理解しているようだった。

環境教育イベント

清掃活動に取り組む生徒達

2019年5月に、学校での環境教育活動をたくさん実施しました。
10月初・中旬にかけて行われた清掃キャンペーンには、250人が参加しました。このキャンペーンに参加した生徒達は校内と学校周辺から100キロものゴミを拾い集めました。


小学校での植樹活動の様子

“環境について学ぼう!”のイベントは10月中旬に開催され、環境、プラスチックと野生動物に関するクイズやゲームを実施しました。11月後半に開催した“リサイクルの日”のイベントには260名が参加し、生徒達は古い物やプラスチックゴミからペン立てや植木鉢など有用な製品の作り方を学びました。11月中旬に植林も開催し、400名の生徒が参加してくれました。主に校庭と外との境目に木を植えたので、今後生徒が木を育て美しく風通しのよい外壁になることを期待しています。

普及啓発活動

ドンホイ市内の高校で開催した展示会の様子

2019年10月ドンホイ市のDao Duy Tu 高校で、野生生物の保全に関する展示会を開催し、1,000人以上の生徒や先生が参加してくれました。展示会で行ったコンテストや弁論大会、会場内に展示された写真やポスターを通し、生徒達は、生物多様性や野生生物の生息地の保全について知ることができました。特に、弁論テーマ「貧困という理由から野生動物を獲って利用しないようにしよう」では、活発な議論ができました。

日本からのインターン生受け入れ

2019年10月中旬か5週間、日本からインターン生が派遣され、私達のプロジェクトを手伝ってくれました。対象校における環境教育イベントにも参加してくれました。非常に短い時間でしたが、できるだけお互いから学び合い、二か国の文化についてより理解を深めるよい機会となりました。

次の3か月間の活動

2020年1月に、環境クラブやドンホイ市内で開催した展示会やアカアシドゥクラングールの観察会等で使った関連資料を集め、対象校5校に送付する予定です。
2020年2月に、対象校5校でプロジェクトの総括ミーティングを実施します。また、本プロジェクト終了後も各学校で環境クラブが継続していけるよう、計画を立てる。環境クラブの先生や生徒のリーダーを対象に、普及啓発資料の作成に関するフォローアップ研修を実施する予定です。
2020年3月にドンホイ市内でプロジェクトの最終報告会を兼ねたワークショップを、対象校5校とクアンチ省とクアンビン省の地元パートナーを対象に開催すると同時に、普及啓発用のビデオを完成させる予定です。

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